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HClO2 + KOH → KClO2 + H2O

亜塩素酸水酸化カリウムが反応すると,亜塩素酸カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

酸と塩基の反応
ブレンステッド酸 + 塩基ブレンステッド塩基
共役塩基 + (H2O)(共役酸)
酸と水酸化物塩基の反応
ブレンステッド酸 + 水酸化物塩基ブレンステッド塩基
共役塩基 + H2O共役酸
弱酸と強塩基の反応
弱酸ブレンステッド酸 + 強塩基ブレンステッド塩基
弱酸と強塩基の塩共役塩基 + (H2O)(共役酸)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO2亜塩素酸1
ブレンステッド酸
弱酸
KOH水酸化カリウム1
ブレンステッド塩基
塩基
水酸化物塩基
強塩基

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KClO2亜塩素酸カリウム1
共役塩基
弱酸と強塩基の塩
H2O1
共役酸

熱力学的変化

水溶液における変化

亜塩素酸水酸化カリウムの反応
ΔrG−68.6 kJ/mol
K1.04 × 1012
pK−12.02
HClO2水溶液 (非解離状態) + KOH水溶液 (解離状態)
KClO2水溶液 (解離状態) + H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−70.4−68.6−6.2
1 mol あたり
−70.4−68.6−6.2
1 mol あたり
−70.4−68.6−6.2
−70.4−68.6−6.2
1 mol あたり
−70.4−68.6−6.2

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO2 (ao)-51.9[1]5.9[1]188.3[1]
KOH (cr)-424.764[1]-379.08[1]78.9[1]64.9[1]
KOH (g)-231.0[1]-232.6[1]238.3[1]49.20[1]
KOH (ai)-482.37[1]-440.50[1]91.6[1]-126.8[1]
KOH (cr)
1水和物
-748.9[1]-645.1[1]117.2[1]
KOH (cr)
2水和物
-1051.0[1]-887.3[1]150.6[1]
* (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KClO2 (ai)-318.8[1]-266.1[1]203.8[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (ai):水溶液 (解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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