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2ClO2 + H2O 💧⚡→ HClO3 + HClO2

二酸化塩素水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)

二酸化塩素水溶液を電気分解すると,塩素酸亜塩素酸が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

二酸化塩素水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)

一般反応式

水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤 + H2O非酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

二酸化塩素水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ClO2二酸化塩素2
水に可溶
H2O1

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
HClO3塩素酸1
酸化生成物
HClO2亜塩素酸1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

二酸化塩素水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)
ΔrG−5.1 kJ/mol
K7.82 × 100
pK−0.89
2ClO2水溶液 (非解離状態) + H2O液体
💧⚡
HClO3水溶液 (解離状態) + HClO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−19.8−5.1−48.9
1 mol あたり
−9.90−2.5−24.4
1 mol あたり
−19.8−5.1−48.9
1 mol あたり
−19.8−5.1−48.9
1 mol あたり
−19.8−5.1−48.9

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ClO2 (g)102.5[1]120.5[1]256.84[1]41.97[1]
ClO2 (ao)74.9[1]120.1[1]164.8[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
HClO3 (ai)-103.97[1]-7.95[1]162.3[1]
HClO2 (ao)-51.9[1]5.9[1]188.3[1]
* (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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