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Sr(CH3COO)2 + 2KF 💧→ SrF2↓ + 2CH3COOK

酢酸ストロンチウムフッ化カリウムが反応すると,フッ化ストロンチウム酢酸カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Sr(CH3COO)2酢酸ストロンチウム1
ルイス酸
水に易溶
KFフッ化カリウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
SrF2フッ化ストロンチウム1
ルイス共役体
水に難溶
CH3COOK酢酸カリウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

酢酸ストロンチウムフッ化カリウムの反応
Sr(CH3COO)2結晶性固体 + 2KF結晶性固体
💧
SrF2結晶性固体 + 2CH3COOK結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−40.4
−40.4
1 mol あたり
−20.2
−40.4
1 mol あたり
−20.2

水溶液における変化

酢酸ストロンチウムフッ化カリウムの反応
Sr(CH3COO)2水溶液 + 2KF水溶液 (解離状態)
💧
SrF2結晶性固体 + 2CH3COOK水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−11.0
−11.0
1 mol あたり
−5.50
−11.0
1 mol あたり
−5.50

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Sr(CH3COO)2 (cr)-1487.4[1]
Sr(CH3COO)2 (aq)-1512.1[1]
Sr(CH3COO)2 (cr)
0.5水和物
-1631.8[1]
KF (cr)-567.27[1]-537.75[1]66.57[1]49.04[1]
KF (g)-325.43[1]-343.62[1]226.41[1]35.23[1]
KF (ai)-585.01[1]-562.06[1]88.7[1]-84.9[1]
KF (cr)
2水和物
-1163.621[1]-1021.49[1]155.2[1]
* (cr):結晶性固体, (aq):水溶液, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
SrF2 (cr)-1216.3[1]-1164.8[1]82.13[1]70.00[1]
SrF2 (g)-764.4[1]-775.3[1]291.06[1]52.97[1]
CH3COOK (cr)-723.0[1]
CH3COOK (ai)-738.39[1]-652.58[1]189.1[1]15.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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