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2KCl 🔥⚡→ 2K + Cl2

塩化カリウムの溶融塩を電気分解すると,カリウム塩素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

溶融塩電解
自己酸化還元剤
🔥⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

塩化カリウムの溶融塩電解

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KCl塩化カリウム2
自己酸化還元剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Kカリウム2
還元生成物
Cl2塩素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

塩化カリウムの溶融塩電解
ΔrG818.28 kJ/mol
K0.44 × 10−143
pK143.36
2KCl結晶性固体
🔥⚡
2K結晶性固体 + Cl2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
873.494818.28186.25−9.53
1 mol あたり
436.747409.1493.125−4.76
1 mol あたり
436.747409.1493.125−4.76
1 mol あたり
873.494818.28186.25−9.53

水溶液における変化 (1)

塩化カリウムの溶融塩電解
ΔrG828.98 kJ/mol
K0.59 × 10−145
pK145.23
2KCl水溶液 (解離状態)
🔥⚡
2K結晶性固体 + Cl2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
839.06828.9833.4322.3
1 mol あたり
419.53414.4916.7161.2
1 mol あたり
419.53414.4916.7161.2
1 mol あたり
839.06828.9833.4322.3

水溶液における変化 (2)

塩化カリウムの溶融塩電解
ΔrG835.92 kJ/mol
K0.36 × 10−146
pK146.45
2KCl水溶液 (解離状態)
🔥⚡
2K結晶性固体 + Cl2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
815.7835.92−69
1 mol あたり
407.9417.96−35
1 mol あたり
407.9417.96−35
1 mol あたり
815.7835.92−69

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KCl (cr)-436.747[1]-409.14[1]82.59[1]51.30[1]
KCl (g)-214.14[1]-233.0[1]239.10[1]36.48[1]
KCl (ai)-419.53[1]-414.49[1]159.0[1]-114.6[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K (cr)0[1]0[1]64.18[1]29.58[1]
K (g)89.24[1]60.59[1]160.336[1]20.786[1]
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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