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KClO3 + H2O 💧⚡→ KClO2 + H2O2

塩素酸カリウム水溶液を電気分解すると,亜塩素酸カリウム過酸化水素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤 + H2O非酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

塩素酸カリウム水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KClO3塩素酸カリウム1
自己酸化還元剤
水に可溶
H2O1

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KClO2亜塩素酸カリウム1
還元生成物
H2O2過酸化水素1
酸化生成物

熱力学的変化

水溶液における変化

塩素酸カリウム水溶液の電気分解 (水=非酸化還元剤)
ΔrG128.2 kJ/mol
K0.35 × 10−22
pK22.46
KClO3水溶液 (解離状態) + H2O液体
💧⚡
KClO2水溶液 (解離状態) + H2O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
132.2128.213.0
1 mol あたり
132.2128.213.0
1 mol あたり
132.2128.213.0
132.2128.213.0
1 mol あたり
132.2128.213.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KClO3 (cr)-397.73[1]-296.25[1]143.1[1]100.25[1]
KClO3 (ai)-356.35[1]-291.22[1]264.8[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KClO2 (ai)-318.8[1]-266.1[1]203.8[1]
H2O2 (l)-187.78[1]-120.35[1]109.6[1]89.1[1]
H2O2 (g)-136.31[1]-105.57[1]232.7[1]43.1[1]
H2O2 (ao)-191.17[1]-134.03[1]143.9[1]
* (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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