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7H2 + 8Cl2O7 → Cl2 + 14HClO4

水素七酸化二塩素が反応すると,塩素過塩素酸が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
H2水素7
還元剤
還元性
Cl2O7七酸化二塩素8
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cl2塩素1
還元生成物
HClO4過塩素酸14
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

水素七酸化二塩素の反応
7H2気体 + 8Cl2O7液体
Cl2気体 + 14HClO4液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−2472.9
1 mol あたり
−353.27
1 mol あたり
−309.11
1 mol あたり
−2472.9
1 mol あたり
−176.64

水溶液における変化 (1)

水素七酸化二塩素の反応
7H2水溶液 (非解離状態) + 8Cl2O7液体
Cl2気体 + 14HClO4水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−3686.0
1 mol あたり
−526.57
1 mol あたり
−460.75
1 mol あたり
−3686.0
1 mol あたり
−263.29

水溶液における変化 (2)

水素七酸化二塩素の反応
7H2水溶液 (非解離状態) + 8Cl2O7液体
Cl2水溶液 (非解離状態) + 14HClO4水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−3709.4
1 mol あたり
−529.91
1 mol あたり
−463.68
1 mol あたり
−3709.4
1 mol あたり
−264.96

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
H2 (g)0[1]0[1]130.684[1]28.824[1]
H2 (ao)-4.2[1]17.6[1]577[1]
Cl2O7 (l)238.1[1]
Cl2O7 (g)272.0[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
HClO4 (l)-40.58[1]
HClO4 (ai)-129.33[1]-8.52[1]182.0[1]
HClO4 (cr)
1水和物
-382.21[1]
HClO4 (l)
2水和物
-677.98[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (l):液体, (ai):水溶液 (解離状態), (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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