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3Sr(NO3)2 + 2K3PO4 💧→ Sr3(PO4)2↓ + 6KNO3

硝酸ストロンチウムリン酸カリウムが反応すると,リン酸ストロンチウム硝酸カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Sr(NO3)2硝酸ストロンチウム3
ルイス酸
水に易溶
K3PO4リン酸カリウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Sr3(PO4)2リン酸ストロンチウム1
ルイス共役体
水に不溶
KNO3硝酸カリウム6
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硝酸ストロンチウムリン酸カリウムの反応
3Sr(NO3)2結晶性固体 + 2K3PO4結晶性固体
💧
Sr3(PO4)2結晶性固体 + 6KNO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
3455.0
1151.7
1 mol あたり
1727.5
3455.0
1 mol あたり
575.83

水溶液における変化

硝酸ストロンチウムリン酸カリウムの反応
3Sr(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2K3PO4水溶液 (解離状態)
💧
Sr3(PO4)2結晶性固体 + 6KNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
3780.2
1260.1
1 mol あたり
1890.1
3780.2
1 mol あたり
630.03

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Sr(NO3)2 (cr)-978.22[1]-780.02[1]194.56[1]149.91[1]
Sr(NO3)2 (ai)-960.52[1]-781.98[1]260.2[1]
Sr(NO3)2 (cr)
4水和物
-2154.8[1]-1730.39[1]369.0[1]
K3PO4 (cr)-1950.2[1]
K3PO4 (ai)-2034.7[1]-1868.7[1]87.2[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Sr3(PO4)2 (cr)-412.29[1]
KNO3 (cr)-494.63[1]-394.86[1]133.05[1]96.40[1]
KNO3 (ai)-459.74[1]-394.53[1]248.9[1]-64.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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