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K2CO3 + 2HIO3 → 2KIO3 + H2CO3

炭酸カリウムヨウ素酸が反応すると,ヨウ素酸カリウム炭酸が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

弱酸の塩と強酸の反応 (弱酸の遊離)
弱酸の塩ブレンステッド塩基 + 強酸ブレンステッド酸
強酸の塩共役塩基 + 弱酸共役酸

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2CO3炭酸カリウム1
ブレンステッド塩基
弱酸の塩
揮発性の酸の塩
HIO3ヨウ素酸2
ブレンステッド酸
強酸
不揮発性の酸

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
KIO3ヨウ素酸カリウム2
共役塩基
強酸の塩
不揮発性の酸の塩
H2CO3炭酸1
共役酸
弱酸
揮発性の酸

熱力学的変化

標準状態における変化

炭酸カリウムヨウ素酸の反応
ΔrG−85.9 kJ/mol
K1.12 × 1015
pK−15.05
K2CO3水溶液 (解離状態) + 2HIO3水溶液 (非解離状態)
2KIO3水溶液 (解離状態) + H2CO3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−42.4−85.9147.3
1 mol あたり
−42.4−85.9147.3
1 mol あたり
−21.2−43.073.65
−21.2−43.073.65
1 mol あたり
−42.4−85.9147.3

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2CO3 (cr)-1151.02[1]-1063.5[1]155.52[1]114.43[1]
K2CO3 (ai)-1181.90[1]-1094.36[1]148.1[1]
K2CO3 (cr)
1.5水和物
-1609.2[1]-1432.5[1]203.3[1]
HIO3 (cr)-230.1[1]
HIO3 (ao)-211.3[1]-132.6[1]166.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
KIO3 (cr)-501.37[1]-418.35[1]151.46[1]106.48[1]
KIO3 (ai)-473.6[1]-411.2[1]220.9[1]
H2CO3 (ao)-699.65[1]-623.08[1]187.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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