You-iggy

4NO2 + H2O 🔥→ N2O5 + 2HNO2

二酸化窒素が反応すると,五酸化二窒素亜硝酸が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

自己酸化還元性化学種と水の反応
自己酸化還元性化学種自己酸化還元剤 + H2O非酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

二酸化窒素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NO2二酸化窒素4
自己酸化還元性
H2O1

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2O5五酸化二窒素1
酸化生成物
HNO2亜硝酸2
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

二酸化窒素の反応
ΔrG44.6 kJ/mol
K0.15 × 10−7
pK7.81
4NO2気体 + H2O液体
🔥
N2O5結晶性固体 + 2HNO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−128.444.6−580.8
1 mol あたり
−32.1011.2−145.2
1 mol あたり
−128.444.6−580.8
1 mol あたり
−128.444.6−580.8
1 mol あたり
−64.2022.3−290.4

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NO2 (g)33.18[1]51.31[1]240.06[1]37.20[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (g):気体, (cr):結晶性固体, (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2O5 (cr)-43.1[1]113.9[1]178.2[1]143.1[1]
N2O5 (g)11.3[1]115.1[1]355.7[1]84.5[1]
HNO2 (g)
シス体
-77.99[1]-42.94[1]248.76[1]44.77[1]
HNO2 (g)
トランス体
-80.12[1]-45.24[1]249.22[1]46.07[1]
HNO2 (g)-79.5[1]-46.0[1]254.1[1]45.6[1]
HNO2 (ao)-119.2[1]-50.6[1]135.6[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1