You-iggy

Ca(ClO4)2 + 2CsHCO3 💧→ CaCO3↓ + 2CsClO4 + H2CO3

過塩素酸カルシウム炭酸水素セシウムが反応すると,炭酸カルシウム過塩素酸セシウム炭酸が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ca(ClO4)2過塩素酸カルシウム1
ルイス酸
水に易溶
CsHCO3炭酸水素セシウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaCO3炭酸カルシウム1
ルイス共役体
水に不溶
CsClO4過塩素酸セシウム2
非酸化還元生成物
H2CO3炭酸1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

過塩素酸カルシウム炭酸水素セシウムの反応
ΔrG−23.73 kJ/mol
K1.44 × 104
pK−4.16
Ca(ClO4)2水溶液 (解離状態) + 2CsHCO3水溶液 (解離状態)
💧
CaCO3結晶性固体 + 2CsClO4水溶液 (解離状態) + H2CO3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
20.03−23.73146.8
20.03−23.73146.8
10.02−11.8773.40
1 mol あたり
20.03−23.73146.8
10.02−11.8773.40
1 mol あたり
20.03−23.73146.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ca(ClO4)2 (cr)-736.76[1]
Ca(ClO4)2 (ai)-801.49[1]-570.62[1]310.9[1]
Ca(ClO4)2 (cr)
4水和物
-1948.9[1]-1476.47[1]433.5[1]
CsHCO3 (cr)-966.1[1]
CsHCO3 (ai)-950.27[1]-878.78[1]224.3[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaCO3 (cr)-1207.13[1]-1127.75[1]88.7[1]81.25[1]
CaCO3 (ai)-1219.97[1]-1081.39[1]-110.0[1]
CsClO4 (cr)-443.09[1]-314.26[1]175.06[1]108.28[1]
CsClO4 (ai)-387.61[1]-300.54[1]315.1[1]
H2CO3 (ao)-699.65[1]-623.08[1]187.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1