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CuBr2 + 6H2O2 + 2H+ → Cu2+ + 2HBrO3 + 6H2O

臭化銅(II)過酸化水素の反応 (酸性条件下)
CuBr2臭化銅(II) + 6H2O2過酸化水素 + 2H+水素イオン
Cu2+銅(II)イオン + 2HBrO3臭素酸 + 6H2O

臭化銅(II)過酸化水素水素イオンが反応すると,銅(II)イオン臭素酸が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

臭化銅(II)過酸化水素の反応 (酸性条件下)
CuBr2臭化銅(II) + 6H2O2過酸化水素 + 2H+水素イオン
Cu2+銅(II)イオン + 2HBrO3臭素酸 + 6H2O

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応 (酸性条件下)
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤 + H+非酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物 + H2O非酸化還元生成物

各原子の酸化数

臭化銅(II)過酸化水素の反応 (酸性条件下)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuBr2臭化銅(II)1
還元剤
難酸化性
H2O2過酸化水素6
酸化剤
酸性条件下で酸化性
H+水素イオン2
水素イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2+銅(II)イオン1
HBrO3臭素酸2
酸化還元生成物
H2O6
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭化銅(II)過酸化水素の反応 (酸性条件下)
CuBr2結晶性固体 + 6H2O2水溶液 (非解離状態) + 2H+水溶液 (非解離状態)
Cu2+水溶液 (非解離状態) + 2HBrO3水溶液 (解離状態) + 6H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−495.5
1 mol あたり
−495.5
1 mol あたり
−82.58
水素イオン
1 mol あたり
−247.8
銅(II)イオン
1 mol あたり
−495.5
1 mol あたり
−247.8
1 mol あたり
−82.58

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuBr2 (cr)-141.8[1]
CuBr2 (cr)
4水和物
-1326.3[1]
H2O2 (l)-187.78[1]-120.35[1]109.6[1]89.1[1]
H2O2 (g)-136.31[1]-105.57[1]232.7[1]43.1[1]
H2O2 (ao)-191.17[1]-134.03[1]143.9[1]
H+ (g)1536.202[1]
H+ (ao)0[1]0[1]0[1]0[1]
* (cr):結晶性固体, (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu2+ (g)3054.07[1]
Cu2+ (ao)64.77[1]65.49[1]-99.6[1]
HBrO3 (ai)-67.07[1]18.60[1]161.71[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (ai):水溶液 (解離状態), (cr):結晶性固体, (l):液体

参考文献

参考文献一覧

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