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Ag2O + CrO3 → Ag2CrO4

酸化銀(I)酸化クロム(VI)が反応すると,クロム酸銀(I)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ag2O酸化銀(I)1
ルイス塩基
塩基性酸化物
強塩基性酸化物
CrO3酸化クロム(VI)1
ルイス酸
酸性酸化物
弱酸性酸化物

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ag2CrO4クロム酸銀(I)1
ルイス共役体
オキソ酸塩
弱酸と強塩基の塩

熱力学的変化

標準状態における変化

酸化銀(I)酸化クロム(VI)の反応
Ag2O結晶性固体 + CrO3結晶性固体
Ag2CrO4結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−111.2
1 mol あたり
−111.2
1 mol あたり
−111.2
1 mol あたり
−111.2

水溶液における変化

酸化銀(I)酸化クロム(VI)の反応
Ag2O結晶性固体 + CrO3結晶性固体
Ag2CrO4水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−49.4
1 mol あたり
−49.4
1 mol あたり
−49.4
1 mol あたり
−49.4

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ag2O (cr)-31.05[1]-11.20[1]121.3[1]65.86[1]
CrO3 (cr)-589.5[1]
CrO3 (g)-385.8[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ag2CrO4 (cr)-731.74[1]-641.76[1]217.6[1]142.26[1]
Ag2CrO4 (ai)-669.98[1]-573.52[1]195.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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