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2Cu + Br2 → 2CuBr

臭素が反応すると,臭化銅(I)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
金属と非金属の反応
金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

臭素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2
還元剤
被酸化性
金属
Br2臭素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CuBr臭化銅(I)2
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化

臭素の反応
ΔrG−201.6 kJ/mol
K2.08 × 1035
pK−35.32
2Cu結晶性固体 + Br2液体
2CuBr結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−209.2−201.6−26.31−15.10
1 mol あたり
−104.6−100.8−13.15−7.550
1 mol あたり
−209.2−201.6−26.31−15.10
1 mol あたり
−104.6−100.8−13.15−7.550

水溶液における変化

臭素の反応
ΔrG−205.5 kJ/mol
K1.00 × 1036
pK−36.00
2Cu結晶性固体 + Br2水溶液 (非解離状態)
2CuBr結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−206.6−205.5−4.6
1 mol あたり
−103.3−102.8−2.3
1 mol あたり
−206.6−205.5−4.6
1 mol あたり
−103.3−102.8−2.3

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
Br2 (cr)
Br2 (l)0[1]0[1]152.231[1]75.689[1]
Br2 (g)30.907[1]3.110[1]245.463[1]36.02[1]
Br2 (ao)-2.59[1]3.93[1]130.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (l):液体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CuBr (cr)-104.6[1]-100.8[1]96.11[1]54.73[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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