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3Ag2SO4 🔥⚡→ 3Ag2S + 4O3

硫酸銀(I)の溶融塩を電気分解すると,硫化銀(I)オゾンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

溶融塩電解
自己酸化還元剤
🔥⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

硫酸銀(I)の溶融塩電解

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ag2SO4硫酸銀(I)3
自己酸化還元剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ag2S硫化銀(I)3
還元生成物
O3オゾン4
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

硫酸銀(I)の溶融塩電解
ΔrG2386.0 kJ/mol
K0.98 × 10−418
pK418.01
3Ag2SO4結晶性固体
🔥⚡
3Ag2S結晶性固体α, 直方晶 + 4O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
2620.72386.0786.6−7.75
1 mol あたり
873.57795.33262.2−2.58
1 mol あたり
873.57795.33262.2−2.58
1 mol あたり
655.17596.50196.7−1.94

標準状態における変化 (2)

硫酸銀(I)の溶融塩電解
ΔrG2389.7 kJ/mol
K0.22 × 10−418
pK418.66
3Ag2SO4結晶性固体
🔥⚡
3Ag2S結晶性固体β + 4O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
2630.22389.7806.3
1 mol あたり
876.73796.57268.8
1 mol あたり
876.73796.57268.8
1 mol あたり
657.55597.42201.6

水溶液における変化 (1)

硫酸銀(I)の溶融塩電解
ΔrG2301.7 kJ/mol
K0.57 × 10−403
pK403.24
3Ag2SO4水溶液 (解離状態)
🔥⚡
3Ag2S結晶性固体α, 直方晶 + 4O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
2567.32301.7890.71139
1 mol あたり
855.77767.23296.9379.7
1 mol あたり
855.77767.23296.9379.7
1 mol あたり
641.83575.42222.7284.8

水溶液における変化 (2)

硫酸銀(I)の溶融塩電解
ΔrG2345.3 kJ/mol
K0.13 × 10−410
pK410.88
3Ag2SO4水溶液 (解離状態)
🔥⚡
3Ag2S結晶性固体α, 直方晶 + 4O3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
2500.12345.3519
1 mol あたり
833.37781.77173
1 mol あたり
833.37781.77173
1 mol あたり
625.02586.33130

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ag2SO4 (cr)-715.88[1]-618.41[1]200.4[1]131.38[1]
Ag2SO4 (ai)-698.10[1]-590.30[1]165.7[1]-251[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ag2S (cr)
α, 直方晶
-32.59[1]-40.67[1]144.01[1]76.53[1]
Ag2S (cr)
β
-29.41[1]-39.46[1]150.6[1]
O3 (g)142.7[1]163.2[1]238.93[1]39.20[1]
O3 (ao)125.9[1]174.1[1]146[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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