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AgNO3 + CsBr 💧→ AgBr↓ + CsNO3

硝酸銀(I)臭化セシウムが反応すると,臭化銀(I)硝酸セシウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
AgNO3硝酸銀(I)1
ルイス酸
水に易溶
CsBr臭化セシウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
AgBr臭化銀(I)1
ルイス共役体
水に不溶
CsNO3硝酸セシウム1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硝酸銀(I)臭化セシウムの反応
ΔrG−78.62 kJ/mol
K5.94 × 1013
pK−13.77
AgNO3結晶性固体 + CsBr結晶性固体
💧
AgBr結晶性固体 + CsNO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−76.14−78.628.3
1 mol あたり
−76.14−78.628.3
1 mol あたり
−76.14−78.628.3
1 mol あたり
−76.14−78.628.3
1 mol あたり
−76.14−78.628.3

水溶液における変化 (1)

硝酸銀(I)臭化セシウムの反応
ΔrG0.00 kJ/mol
K1.00 × 100
pK0.00
AgNO3水溶液 (解離状態) + CsBr水溶液 (解離状態)
💧
AgBr水溶液 (解離状態) + CsNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
0.000.000.0
1 mol あたり
0.000.000.0
1 mol あたり
0.000.000.0
1 mol あたり
0.000.000.0
1 mol あたり
0.000.000.0

水溶液における変化 (2)

硝酸銀(I)臭化セシウムの反応
ΔrG−24.1 kJ/mol
K1.67 × 104
pK−4.22
AgNO3水溶液 (解離状態) + CsBr水溶液 (解離状態)
💧
AgBr水溶液 (非解離状態) + CsNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−24.1
1 mol あたり
−24.1
1 mol あたり
−24.1
1 mol あたり
−24.1
1 mol あたり
−24.1

水溶液における変化 (3)

硝酸銀(I)臭化セシウムの反応
ΔrG−1.67 kJ/mol
K1.96 × 100
pK−0.29
AgNO3水溶液 (非解離状態) + CsBr水溶液 (解離状態)
💧
AgBr水溶液 (解離状態) + CsNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1.67
1 mol あたり
−1.67
1 mol あたり
−1.67
1 mol あたり
−1.67
1 mol あたり
−1.67

水溶液における変化 (4)

硝酸銀(I)臭化セシウムの反応
ΔrG−25.8 kJ/mol
K3.31 × 104
pK−4.52
AgNO3水溶液 (非解離状態) + CsBr水溶液 (解離状態)
💧
AgBr水溶液 (非解離状態) + CsNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−25.8
1 mol あたり
−25.8
1 mol あたり
−25.8
1 mol あたり
−25.8
1 mol あたり
−25.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
AgNO3 (cr)-124.39[1]-33.41[1]140.92[1]93.05[1]
AgNO3 (ai)-101.80[1]-34.16[1]219.2[1]-64.9[1]
AgNO3 (ao)-32.49[1]
CsBr (cr)-405.81[1]-391.41[1]113.05[1]52.93[1]
CsBr (g)-209.2[1]-241.0[1]267.43[1]37.07[1]
CsBr (ai)-379.82[1]-395.97[1]215.48[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
AgBr (cr)-100.37[1]-96.90[1]107.1[1]52.38[1]
AgBr (ai)-15.98[1]-26.86[1]155.2[1]-120.1[1]
AgBr (ao)-51.0[1]
CsNO3 (cr)-505.97[1]-406.54[1]155.2[1]
CsNO3 (g)-374.0[1]
CsNO3 (ai)-465.64[1]-403.27[1]279.5[1]-99[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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