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Mg2+ + CO32− → MgCO3

マグネシウムイオン炭酸イオンの反応
Mg2+マグネシウムイオン + CO32−炭酸イオン
MgCO3炭酸マグネシウム

マグネシウムイオン炭酸イオンが反応すると,炭酸マグネシウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

マグネシウムイオン炭酸イオンの反応
Mg2+マグネシウムイオン + CO32−炭酸イオン
MgCO3炭酸マグネシウム

一般反応式

陽イオンと陰イオンの反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
生成物ルイス共役体 + (H2O)
陽イオンと陰イオンの沈殿反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + (H2O)

各原子の酸化数

マグネシウムイオン炭酸イオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mg2+マグネシウムイオン1
ルイス酸
陽イオン
CO32−炭酸イオン1
ルイス塩基
陰イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
MgCO3炭酸マグネシウム1
ルイス共役体
水に難溶

熱力学的変化

標準状態における変化

マグネシウムイオン炭酸イオンの反応
ΔrG−29.5 kJ/mol
K1.47 × 105
pK−5.17
Mg2+水溶液 (非解離状態) + CO32−水溶液 (非解離状態)
MgCO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
48.2−29.5260.7
マグネシウムイオン
1 mol あたり
48.2−29.5260.7
炭酸イオン
1 mol あたり
48.2−29.5260.7
48.2−29.5260.7

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg2+ (g)2348.504[1]
Mg2+ (ao)-466.85[1]-454.8[1]-138.1[1]
CO32− (ao)-677.14[1]-527.81[1]-56.9[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
MgCO3 (cr)-1095.8[1]-1012.1[1]65.7[1]75.52[1]
MgCO3 (cr)
3水和物
-1726.1[1]
MgCO3 (cr)
5水和物
-2199.2[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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