You-iggy

2Cs+ + S2− → Cs2S

セシウムイオン硫化物イオンの反応
2Cs+セシウムイオン + S2−硫化物イオン
Cs2S硫化セシウム

セシウムイオン硫化物イオンが反応すると,硫化セシウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

セシウムイオン硫化物イオンの反応
2Cs+セシウムイオン + S2−硫化物イオン
Cs2S硫化セシウム

一般反応式

陽イオンと陰イオンの反応
陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基
生成物ルイス共役体 + (H2O)

各原子の酸化数

セシウムイオン硫化物イオンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cs+セシウムイオン2
ルイス酸
陽イオン
S2−硫化物イオン1
ルイス塩基
陰イオン

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cs2S硫化セシウム1
ルイス共役体

熱力学的変化

標準状態における変化

セシウムイオン硫化物イオンの反応
ΔrG−0.1 kJ/mol
K1.04 × 100
pK−0.02
2Cs+水溶液 (非解離状態) + S2−水溶液 (非解離状態)
Cs2S水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−0.2−0.10.0
セシウムイオン
1 mol あたり
−0.10−0.0500.0
硫化物イオン
1 mol あたり
−0.20−0.100.0
1 mol あたり
−0.20−0.100.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cs+ (g)457.964[1]
Cs+ (ao)-258.28[1]-292.02[1]133.05[1]-10.5[1]
S2− (ao)33.1[1]85.8[1]-14.6[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cs2S (cr)-359.8[1]
Cs2S (ai)-483.7[1]-498.3[1]251.5[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1