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RbF + HClO3 → RbClO3 + HF↑

フッ化ルビジウム塩素酸が反応すると,塩素酸ルビジウムフッ化水素が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

弱酸の塩と強酸の反応 (弱酸の遊離)
弱酸の塩ブレンステッド塩基 + 強酸ブレンステッド酸
強酸の塩共役塩基 + 弱酸共役酸

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
RbFフッ化ルビジウム1
ブレンステッド塩基
弱酸の塩
揮発性の酸の塩
HClO3塩素酸1
ブレンステッド酸
強酸
不揮発性の酸

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
RbClO3塩素酸ルビジウム1
共役塩基
強酸の塩
不揮発性の酸の塩
HFフッ化水素1
共役酸
弱酸
揮発性の酸

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

フッ化ルビジウム塩素酸の反応
ΔrG5.7 kJ/mol
K0.10 × 100
pK1.00
RbF水溶液 (解離状態) + HClO3水溶液 (解離状態)
RbClO3水溶液 (解離状態) + HF気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
61.55.7187.7
61.55.7187.7
1 mol あたり
61.55.7187.7
61.55.7187.7
1 mol あたり
61.55.7187.7

標準状態における変化 (2)

フッ化ルビジウム塩素酸の反応
ΔrG−17.95 kJ/mol
K1.40 × 103
pK−3.14
RbF水溶液 (解離状態) + HClO3水溶液 (解離状態)
RbClO3水溶液 (解離状態) + HF水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
12.54−17.95102.6
12.54−17.95102.6
1 mol あたり
12.54−17.95102.6
12.54−17.95102.6
1 mol あたり
12.54−17.95102.6

標準状態における変化 (3)

フッ化ルビジウム塩素酸の反応
ΔrG−17.95 kJ/mol
K1.40 × 103
pK−3.14
RbF水溶液 (解離状態) + HClO3水溶液 (解離状態)
RbClO3水溶液 (解離状態) + HF水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
12.54−17.95102.6
12.54−17.95102.6
1 mol あたり
12.54−17.95102.6
12.54−17.95102.6
1 mol あたり
12.54−17.95102.6

標準状態における変化 (4)

フッ化ルビジウム塩素酸の反応
ΔrG0.08 kJ/mol
K0.97 × 100
pK0.01
RbF水溶液 (解離状態) + HClO3水溶液 (解離状態)
RbClO3水溶液 (解離状態) + HF水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−0.010.080.1
−0.01000.08000.10
1 mol あたり
−0.01000.08000.10
−0.01000.08000.10
1 mol あたり
−0.01000.08000.10

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
RbF (cr)-557.7[1]
RbF (g)-331.4[1]-349.0[1]237.09[1]35.69[1]
RbF (ai)-583.79[1]-562.77[1]107.5[1]
RbF (cr)
1.5水和物
-1013.8[1]
HClO3 (ai)-103.97[1]-7.95[1]162.3[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
RbClO3 (cr)-402.9[1]-300.3[1]151.9[1]103.18[1]
RbClO3 (ai)-355.14[1]-291.85[1]283.7[1]
HF (l)
xは未確定の残余エントロピー
-299.78[1]75.40+x[1]
HF (g)-271.1[1]-273.2[1]173.779[1]29.133[1]
HF (ai)-332.63[1]-278.79[1]-13.8[1]-106.7[1]
HF (ao)-320.08[1]-296.82[1]88.7[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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