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Ba(NO3)2 + 2RbF 💧→ BaF2↓ + 2RbNO3

硝酸バリウムフッ化ルビジウムが反応すると,フッ化バリウム硝酸ルビジウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ba(NO3)2硝酸バリウム1
ルイス酸
水に可溶
RbFフッ化ルビジウム2
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaF2フッ化バリウム1
ルイス共役体
水に微溶
RbNO3硝酸ルビジウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硝酸バリウムフッ化ルビジウムの反応
Ba(NO3)2結晶性固体 + 2RbF結晶性固体
💧
BaF2結晶性固体 + 2RbNO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−89.7
1 mol あたり
−89.7
−44.9
1 mol あたり
−89.7
1 mol あたり
−44.9

水溶液における変化

硝酸バリウムフッ化ルビジウムの反応
ΔrG−38.5 kJ/mol
K5.56 × 106
pK−6.74
Ba(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2RbF水溶液 (解離状態)
💧
BaF2結晶性固体 + 2RbNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−4.2−38.5114.5
1 mol あたり
−4.2−38.5114.5
−2.1−19.357.25
1 mol あたり
−4.2−38.5114.5
1 mol あたり
−2.1−19.357.25

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ba(NO3)2 (cr)-992.07[1]-796.59[1]213.8[1]151.38[1]
Ba(NO3)2 (ai)-952.36[1]-783.28[1]302.5[1]
RbF (cr)-557.7[1]
RbF (g)-331.4[1]-349.0[1]237.09[1]35.69[1]
RbF (ai)-583.79[1]-562.77[1]107.5[1]
RbF (cr)
1.5水和物
-1013.8[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaF2 (cr)-1207.1[1]-1156.8[1]96.36[1]71.21[1]
BaF2 (g)-818.0[1]-828.4[1]300.98[1]53.76[1]
BaF2 (ai)-1202.90[1]-1118.35[1]-18.0[1]
RbNO3 (cr)-495.05[1]-395.78[1]147.3[1]102.1[1]
RbNO3 (ai)-458.52[1]-395.24[1]267.8[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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