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6Cu + RbClO3 → 3Cu2O + RbCl

塩素酸ルビジウムが反応すると,酸化銅(I)塩化ルビジウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu6
還元剤
被酸化性
RbClO3塩素酸ルビジウム1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu2O酸化銅(I)3
酸化生成物
RbCl塩化ルビジウム1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

塩素酸ルビジウムの反応
ΔrG−545.5 kJ/mol
K3.69 × 1095
pK−95.57
6Cu結晶性固体 + RbClO3結晶性固体
3Cu2O結晶性固体 + RbCl結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−538.3−545.524.5−6.49
1 mol あたり
−89.72−90.924.08−1.08
−538.3−545.524.5−6.49
1 mol あたり
−179.4−181.88.17−2.16
1 mol あたり
−538.3−545.524.5−6.49

水溶液における変化

塩素酸ルビジウムの反応
ΔrG−561.4 kJ/mol
K2.25 × 1098
pK−98.35
6Cu結晶性固体 + RbClO3水溶液 (解離状態)
3Cu2O結晶性固体 + RbCl水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−569.0−561.4−25.2
1 mol あたり
−94.83−93.57−4.20
−569.0−561.4−25.2
1 mol あたり
−189.7−187.1−8.40
1 mol あたり
−569.0−561.4−25.2

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
RbClO3 (cr)-402.9[1]-300.3[1]151.9[1]103.18[1]
RbClO3 (ai)-355.14[1]-291.85[1]283.7[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu2O (cr)-168.6[1]-146.0[1]93.14[1]63.64[1]
RbCl (cr)-435.35[1]-407.80[1]95.90[1]52.38[1]
RbCl (g)-228.9[1]-247.3[1]249.56[1]36.82[1]
RbCl (ai)-418.32[1]-415.20[1]177.99[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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