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CoCl2 + Rb2S 💧→ CoS↓ + 2RbCl

塩化コバルト(II)硫化ルビジウムが反応すると,硫化コバルト(II)塩化ルビジウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CoCl2塩化コバルト(II)1
ルイス酸
水に可溶
Rb2S硫化ルビジウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CoS硫化コバルト(II)1
ルイス共役体
水に不溶
RbCl塩化ルビジウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

塩化コバルト(II)硫化ルビジウムの反応
CoCl2結晶性固体 + Rb2S結晶性固体
💧
CoS結晶性固体 + 2RbCl結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−280.3
1 mol あたり
−280.3
1 mol あたり
−280.3
1 mol あたり
−280.3
1 mol あたり
−140.2

水溶液における変化

塩化コバルト(II)硫化ルビジウムの反応
CoCl2水溶液 (解離状態) + Rb2S水溶液 (解離状態)
💧
CoS結晶性固体 + 2RbCl水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−57.5
1 mol あたり
−57.5
1 mol あたり
−57.5
1 mol あたり
−57.5
1 mol あたり
−28.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CoCl2 (cr)-312.5[1]-269.8[1]109.16[1]78.49[1]
CoCl2 (ai)-392.5[1]-316.7[1]0[1]
CoCl2 (cr)
1水和物
-615[1]
CoCl2 (cr)
2水和物
-923.0[1]-764.7[1]188[1]
CoCl2 (cr)
6水和物
-2115.4[1]-1725.2[1]343[1]
Rb2S (cr)-360.7[1]
Rb2S (ai)-469.4[1]-482.0[1]228.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CoS (cr)-82.8[1]
RbCl (cr)-435.35[1]-407.80[1]95.90[1]52.38[1]
RbCl (g)-228.9[1]-247.3[1]249.56[1]36.82[1]
RbCl (ai)-418.32[1]-415.20[1]177.99[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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