You-iggy

K2SeO4 💧⚡→ K2Se + 2O2

セレン酸カリウム水溶液を電気分解すると,セレン化カリウム酸素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

水溶液の電気分解 (水≠反応物)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

セレン酸カリウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2SeO4セレン酸カリウム1
自己酸化還元剤
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2Seセレン化カリウム1
還元生成物
O2酸素2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

セレン酸カリウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
K2SeO4結晶性固体
💧⚡
K2Se結晶性固体 + 2O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
715.0
715.0
715.0
1 mol あたり
357.5

水溶液における変化 (1)

セレン酸カリウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG570.7 kJ/mol
K0.10 × 10−99
pK99.98
K2SeO4水溶液 (解離状態)
💧⚡
K2Se水溶液 (解離状態) + 2O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
570.7
570.7
570.7
1 mol あたり
285.4

水溶液における変化 (2)

セレン酸カリウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG603.5 kJ/mol
K0.19 × 10−105
pK105.73
K2SeO4水溶液 (解離状態)
💧⚡
K2Se水溶液 (解離状態) + 2O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
603.5
603.5
603.5
1 mol あたり
301.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2SeO4 (cr)-1110.02[1]-1002.8[1]222[1]
K2SeO4 (ai)-1103.7[1]-1007.9[1]259.0[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2Se (cr)-395.0[1]
K2Se (ai)-437.2[1]
K2Se (cr)
9水和物
-3087.0[1]
K2Se (cr)
14水和物
-4524.2[1]
K2Se (cr)
19水和物
-5991.9[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1