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CaSeO4 + K2CO3 💧→ CaCO3↓ + K2SeO4

セレン酸カルシウム炭酸カリウムが反応すると,炭酸カルシウムセレン酸カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaSeO4セレン酸カルシウム1
ルイス酸
水に可溶
K2CO3炭酸カリウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaCO3炭酸カルシウム1
ルイス共役体
水に不溶
K2SeO4セレン酸カリウム1
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

セレン酸カルシウム炭酸カリウムの反応
CaSeO4結晶性固体 + K2CO3結晶性固体
💧
CaCO3結晶性固体 + K2SeO4結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−56.32
−56.32
1 mol あたり
−56.32
1 mol あたり
−56.32
−56.32

水溶液における変化

セレン酸カルシウム炭酸カリウムの反応
CaSeO4結晶性固体 + K2CO3水溶液 (解離状態)
💧
CaCO3結晶性固体 + K2SeO4水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−19.1
−19.1
1 mol あたり
−19.1
1 mol あたり
−19.1
−19.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaSeO4 (cr)-1109.81[1]
CaSeO4 (cr)
2水和物
-1706.7[1]-1486.8[1]222[1]
K2CO3 (cr)-1151.02[1]-1063.5[1]155.52[1]114.43[1]
K2CO3 (ai)-1181.90[1]-1094.36[1]148.1[1]
K2CO3 (cr)
1.5水和物
-1609.2[1]-1432.5[1]203.3[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaCO3 (cr)-1207.13[1]-1127.75[1]88.7[1]81.25[1]
CaCO3 (ai)-1219.97[1]-1081.39[1]-110.0[1]
K2SeO4 (cr)-1110.02[1]-1002.8[1]222[1]
K2SeO4 (ai)-1103.7[1]-1007.9[1]259.0[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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