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6K + 3SeO2 → K2Se + 2K2SeO3

カリウム二酸化セレンが反応すると,セレン化カリウム亜セレン酸カリウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と被還元性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Kカリウム6
還元剤
還元性
SeO2二酸化セレン3
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
K2Seセレン化カリウム1
酸化還元生成物
K2SeO3亜セレン酸カリウム2
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

カリウム二酸化セレンの反応
6K結晶性固体 + 3SeO2結晶性固体
K2Se結晶性固体 + 2K2SeO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1683.0
1 mol あたり
−280.50
1 mol あたり
−561.00
−1683.0
−841.50

水溶液における変化

カリウム二酸化セレンの反応
6K結晶性固体 + 3SeO2水溶液
K2Se水溶液 (解離状態) + 2K2SeO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K (cr)0[1]0[1]64.18[1]29.58[1]
K (g)89.24[1]60.59[1]160.336[1]20.786[1]
SeO2 (cr)-225.35[1]
SeO2 (aq)-221.63[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (aq):水溶液

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
K2Se (cr)-395.0[1]
K2Se (ai)-437.2[1]
K2Se (cr)
9水和物
-3087.0[1]
K2Se (cr)
14水和物
-4524.2[1]
K2Se (cr)
19水和物
-5991.9[1]
K2SeO3 (cr)-982.0[1]
K2SeO3 (ai)-1013.8[1]-936.3[1]218.0[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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