4Be2+ + 2[Be(OH)4]2− → Be6(OH)83+
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- ベリリウムイオンとテトラヒドロキシドベリリウム酸イオンの反応
- 4Be2+ベリリウムイオン + 2[Be(OH)4]2−テトラヒドロキシドベリリウム酸イオンBe6(OH)83+八水酸化六ベリリウムイオン⟶
ベリリウムイオンとテトラヒドロキシドベリリウム酸イオンが反応すると，八水酸化六ベリリウムイオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- ベリリウムイオンとテトラヒドロキシドベリリウム酸イオンの反応
- 4Be2+ベリリウムイオン + 2[Be(OH)4]2−テトラヒドロキシドベリリウム酸イオンBe6(OH)83+八水酸化六ベリリウムイオン⟶
一般反応式
- 陽イオンと陰イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 生成物ルイス共役体 + (H2O)
各原子の酸化数
- ベリリウムイオンとテトラヒドロキシドベリリウム酸イオンの反応
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Be2+ | ベリリウムイオン | 4 | ルイス酸 | 陽イオン |
| [Be(OH)4]2− | テトラヒドロキシドベリリウム酸イオン | 2 | ルイス塩基 | 陰イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Be6(OH)83+ | 八水酸化六ベリリウムイオン | 1 | ルイス共役体 | – |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Be2+ (g) | 2993.23[1] | – | – | – |
| Be2+ (ao) | -382.8[1] | -379.73[1] | -129.7[1] | – |
| [Be(OH)4]2− | – | – | – | – |
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Be6(OH)83+ | – | – | – | – |
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)