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Fe(NO3)2 + 2AgOH → 2AgNO3 + Fe(OH)2

硝酸鉄(II)水酸化銀(I)の反応

硝酸鉄(II)水酸化銀(I)が反応すると,硝酸銀(I)水酸化鉄(II)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

硝酸鉄(II)水酸化銀(I)の反応

一般反応式

弱塩基の塩と強塩基の反応
弱塩基の塩ブレンステッド酸 + 強塩基ブレンステッド塩基
強塩基の塩共役酸 + 弱塩基共役塩基 + (H2O)

各原子の酸化数

硝酸鉄(II)水酸化銀(I)の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Fe(NO3)2硝酸鉄(II)1
ブレンステッド酸
弱塩基の塩
AgOH水酸化銀(I)2
ブレンステッド塩基
強塩基

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
AgNO3硝酸銀(I)2
共役酸
強塩基の塩
Fe(OH)2水酸化鉄(II)1
共役塩基
弱塩基

熱力学的変化

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Fe(NO3)2
AgOH (ai)-124.415[1]-80.137[1]61.92[1]-126.8[1]
AgOH (ao)-92.0[1]
* (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
AgNO3 (cr)-124.39[1]-33.41[1]140.92[1]93.05[1]
AgNO3 (ai)-101.80[1]-34.16[1]219.2[1]-64.9[1]
AgNO3 (ao)-32.49[1]
Fe(OH)2 (cr)
沈殿物
-569.0[1]-486.5[1]88[1]
Fe(OH)2 (g)-372[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (ao):水溶液 (非解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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