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C + Cl2O 🔥→ Cl2 + CO

炭素一酸化二塩素が反応すると,塩素一酸化炭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
C炭素1
還元剤
還元性
還元性非金属
Cl2O一酸化二塩素1
酸化剤
酸化性
酸化物

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cl2塩素1
還元生成物
単体
CO一酸化炭素1
酸化生成物
酸化物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−235.1 kJ/mol
K1.54 × 1041
pK−41.19
C結晶性固体黒鉛 + Cl2O気体
🔥
Cl2気体 + CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12

標準状態における変化 (2)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−238.0 kJ/mol
K4.96 × 1041
pK−41.70
C結晶性固体ダイヤモンド + Cl2O気体
🔥
Cl2気体 + CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−192.7−238.0152.1511.54
1 mol あたり
−192.7−238.0152.1511.54
1 mol あたり
−192.7−238.0152.1511.54
1 mol あたり
−192.7−238.0152.1511.54
1 mol あたり
−192.7−238.0152.1511.54

水溶液における変化 (1)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−235.1 kJ/mol
K1.54 × 1041
pK−41.19
C結晶性固体黒鉛 + Cl2O気体
🔥
Cl2気体 + CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12
1 mol あたり
−190.8−235.1148.799.12

水溶液における変化 (2)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−217.8 kJ/mol
K1.44 × 1038
pK−38.16
C結晶性固体黒鉛 + Cl2O気体
🔥
Cl2気体 + CO水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−201.3−217.855.7
1 mol あたり
−201.3−217.855.7
1 mol あたり
−201.3−217.855.7
1 mol あたり
−201.3−217.855.7
1 mol あたり
−201.3−217.855.7

水溶液における変化 (3)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−228.1 kJ/mol
K9.15 × 1039
pK−39.96
C結晶性固体黒鉛 + Cl2O気体
🔥
Cl2水溶液 (非解離状態) + CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−214.2−228.147
1 mol あたり
−214.2−228.147
1 mol あたり
−214.2−228.147
1 mol あたり
−214.2−228.147
1 mol あたり
−214.2−228.147

水溶液における変化 (4)

炭素一酸化二塩素の反応
ΔrG−210.9 kJ/mol
K8.87 × 1036
pK−36.95
C結晶性固体黒鉛 + Cl2O気体
🔥
Cl2水溶液 (非解離状態) + CO水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−224.7−210.9−46
1 mol あたり
−224.7−210.9−46
1 mol あたり
−224.7−210.9−46
1 mol あたり
−224.7−210.9−46
1 mol あたり
−224.7−210.9−46

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
C (cr)
黒鉛
0[1]0[1]5.740[1]8.527[1]
C (cr)
ダイヤモンド
1.895[1]2.900[1]2.377[1]6.113[1]
C (g)716.682[1]671.257[1]158.096[1]20.838[1]
Cl2O (g)80.3[1]97.9[1]266.21[1]45.40[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
CO (g)-110.525[1]-137.168[1]197.674[1]29.142[1]
CO (ao)-120.96[1]-119.90[1]104.6[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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