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2C + Ag2O2 🔥→ 2Ag + 2CO↑

炭素酸化銀(I,III)が反応すると,一酸化炭素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
C炭素2
還元剤
還元性
還元性非金属
Ag2O2酸化銀(I,III)1
酸化剤
酸化性
酸化物

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ag2
還元生成物
単体
CO一酸化炭素2
酸化生成物
酸化物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

炭素酸化銀(I,III)の反応
ΔrG−301.9 kJ/mol
K7.77 × 1052
pK−52.89
2C結晶性固体黒鉛 + Ag2O2結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + 2CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−196.8−301.93524
1 mol あたり
−98.40−150.91762
1 mol あたり
−196.8−301.93524
1 mol あたり
−98.40−150.91762
1 mol あたり
−98.40−150.91762

標準状態における変化 (2)

炭素酸化銀(I,III)の反応
ΔrG−307.7 kJ/mol
K8.07 × 1053
pK−53.91
2C結晶性固体ダイヤモンド + Ag2O2結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + 2CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−200.5−307.73599
1 mol あたり
−100.3−153.81805
1 mol あたり
−200.5−307.73599
1 mol あたり
−100.3−153.81805
1 mol あたり
−100.3−153.81805

水溶液における変化 (1)

炭素酸化銀(I,III)の反応
ΔrG−301.9 kJ/mol
K7.77 × 1052
pK−52.89
2C結晶性固体黒鉛 + Ag2O2結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + 2CO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−196.8−301.93524
1 mol あたり
−98.40−150.91762
1 mol あたり
−196.8−301.93524
1 mol あたり
−98.40−150.91762
1 mol あたり
−98.40−150.91762

水溶液における変化 (2)

炭素酸化銀(I,III)の反応
ΔrG−267.4 kJ/mol
K7.02 × 1046
pK−46.85
2C結晶性固体黒鉛 + Ag2O2結晶性固体
🔥
2Ag結晶性固体 + 2CO水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−217.6−267.4166
1 mol あたり
−108.8−133.783.0
1 mol あたり
−217.6−267.4166
1 mol あたり
−108.8−133.783.0
1 mol あたり
−108.8−133.783.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
C (cr)
黒鉛
0[1]0[1]5.740[1]8.527[1]
C (cr)
ダイヤモンド
1.895[1]2.900[1]2.377[1]6.113[1]
C (g)716.682[1]671.257[1]158.096[1]20.838[1]
Ag2O2 (cr)-24.3[1]27.6[1]117[1]88[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ag (cr)0[1]0[1]42.55[1]25.351[1]
Ag (g)284.55[1]245.65[1]172.997[1]20.786[1]
CO (g)-110.525[1]-137.168[1]197.674[1]29.142[1]
CO (ao)-120.96[1]-119.90[1]104.6[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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