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3N2 + 2O3 🔥→ 6NO

窒素オゾンが反応すると,一酸化窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
非金属と非金属の反応
非金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

窒素オゾンの反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2窒素3
還元剤
難酸化性
非金属
O3オゾン2
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NO一酸化窒素6
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化

窒素オゾンの反応
ΔrG192.9 kJ/mol
K0.16 × 10−33
pK33.79
3N2気体 + 2O3気体
🔥
6NO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
256.1192.9211.8813.29
1 mol あたり
85.3764.3070.6274.430
1 mol あたり
128.196.45105.946.645
1 mol あたり
42.6832.1535.3132.215

水溶液における変化

窒素オゾンの反応
ΔrG171.1 kJ/mol
K0.11 × 10−29
pK29.98
3N2気体 + 2O3水溶液 (非解離状態)
🔥
6NO気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
289.7171.1398
1 mol あたり
96.5757.03133
1 mol あたり
144.885.55199
1 mol あたり
48.2828.5266.3

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2 (g)0[1]0[1]191.61[1]29.125[1]
O3 (g)142.7[1]163.2[1]238.93[1]39.20[1]
O3 (ao)125.9[1]174.1[1]146[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NO (g)90.25[1]86.55[1]210.761[1]29.844[1]
* (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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