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Sr + 2N2O5 → Sr(NO3)2 + 2NO2

ストロンチウム五酸化二窒素が反応すると,硝酸ストロンチウム二酸化窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Srストロンチウム1
還元剤
還元性
N2O5五酸化二窒素2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Sr(NO3)2硝酸ストロンチウム1
酸化生成物
NO2二酸化窒素2
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ストロンチウム五酸化二窒素の反応
ΔrG−905.2 kJ/mol
K3.84 × 10158
pK−158.58
Sr結晶性固体α + 2N2O5結晶性固体
Sr(NO3)2結晶性固体 + 2NO2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−825.7−905.2266.0−88.3
1 mol あたり
−825.7−905.2266.0−88.3
1 mol あたり
−412.9−452.6133.0−44.1
−825.7−905.2266.0−88.3
1 mol あたり
−412.9−452.6133.0−44.1

水溶液における変化

ストロンチウム五酸化二窒素の反応
ΔrG−907.2 kJ/mol
K8.60 × 10158
pK−158.93
Sr結晶性固体α + 2N2O5結晶性固体
Sr(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2NO2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−808.0−907.2331.6
1 mol あたり
−808.0−907.2331.6
1 mol あたり
−404.0−453.6165.8
−808.0−907.2331.6
1 mol あたり
−404.0−453.6165.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Sr (cr)
α
0[1]0[1]52.3[1]26.4[1]
Sr (g)164.4[1]130.9[1]164.62[1]20.786[1]
N2O5 (cr)-43.1[1]113.9[1]178.2[1]143.1[1]
N2O5 (g)11.3[1]115.1[1]355.7[1]84.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Sr(NO3)2 (cr)-978.22[1]-780.02[1]194.56[1]149.91[1]
Sr(NO3)2 (ai)-960.52[1]-781.98[1]260.2[1]
Sr(NO3)2 (cr)
4水和物
-2154.8[1]-1730.39[1]369.0[1]
NO2 (g)33.18[1]51.31[1]240.06[1]37.20[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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