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5Zn + 6N2O5 → 5Zn(NO3)2 + N2

亜鉛五酸化二窒素が反応すると,硝酸亜鉛窒素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Zn亜鉛5
還元剤
還元性
N2O5五酸化二窒素6
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Zn(NO3)2硝酸亜鉛5
酸化生成物
N2窒素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

亜鉛五酸化二窒素の反応
5Zn結晶性固体 + 6N2O5結晶性固体
5Zn(NO3)2結晶性固体 + N2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−2159.9
1 mol あたり
−431.98
1 mol あたり
−359.98
1 mol あたり
−431.98
1 mol あたり
−2159.9

水溶液における変化

亜鉛五酸化二窒素の反応
ΔrG−2531.3 kJ/mol
K2.91 × 10443
pK−443.46
5Zn結晶性固体 + 6N2O5結晶性固体
5Zn(NO3)2水溶液 (解離状態) + N2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−2584.5−2531.3−182.2−1586
1 mol あたり
−516.90−506.26−36.44−317.2
1 mol あたり
−430.75−421.88−30.37−264.3
1 mol あたり
−516.90−506.26−36.44−317.2
1 mol あたり
−2584.5−2531.3−182.2−1586

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Zn (cr)0[1]0[1]41.63[1]25.40[1]
Zn (g)130.729[1]95.145[1]160.984[1]20.786[1]
N2O5 (cr)-43.1[1]113.9[1]178.2[1]143.1[1]
N2O5 (g)11.3[1]115.1[1]355.7[1]84.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Zn(NO3)2 (cr)-483.7[1]
Zn(NO3)2 (ai)-568.61[1]-369.57[1]180.7[1]-126[1]
Zn(NO3)2 (cr)
1水和物
-805.0[1]
Zn(NO3)2 (cr)
2水和物
-1110.27[1]
Zn(NO3)2 (cr)
4水和物
-1699.12[1]
Zn(NO3)2 (cr)
6水和物
-2306.64[1]-1772.71[1]456.9[1]323.0[1]
N2 (g)0[1]0[1]191.61[1]29.125[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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