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4NO2 ⚡→ 2N2O3 + O2

二酸化窒素を電気分解すると,三酸化二窒素酸素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

液体物質の電気分解
液体自己酸化還元剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

二酸化窒素の電気分解

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NO2二酸化窒素4
自己酸化還元剤
液体

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2O3三酸化二窒素2
還元生成物
O2酸素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

二酸化窒素の電気分解
ΔrG73.68 kJ/mol
K0.12 × 10−12
pK12.91
4NO2気体
2N2O3気体 + O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
34.7273.68−130.5411.78
1 mol あたり
8.68018.42−32.6352.945
1 mol あたり
17.3636.84−65.2705.890
1 mol あたり
34.7273.68−130.5411.78

水溶液における変化 (1)

二酸化窒素の電気分解
ΔrG73.68 kJ/mol
K0.12 × 10−12
pK12.91
4NO2気体
2N2O3気体 + O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
34.7273.68−130.5411.78
1 mol あたり
8.68018.42−32.6352.945
1 mol あたり
17.3636.84−65.2705.890
1 mol あたり
34.7273.68−130.5411.78

水溶液における変化 (2)

二酸化窒素の電気分解
ΔrG90.1 kJ/mol
K0.16 × 10−15
pK15.78
4NO2気体
2N2O3気体 + O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
23.090.1−224.8
1 mol あたり
5.7522.5−56.20
1 mol あたり
11.545.0−112.4
1 mol あたり
23.090.1−224.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NO2 (g)33.18[1]51.31[1]240.06[1]37.20[1]
* (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2O3 (l)50.29[1]
N2O3 (g)83.72[1]139.46[1]312.28[1]65.61[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (l):液体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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