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N2O3 + e → NO + NO2

三酸化二窒素の還元
N2O3三酸化二窒素 + e電子
NO一酸化窒素 + NO2亜硝酸イオン

三酸化二窒素を還元すると,一酸化窒素亜硝酸イオンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

三酸化二窒素の還元
N2O3三酸化二窒素 + e電子
NO一酸化窒素 + NO2亜硝酸イオン

一般反応式

還元可能化学種の還元
反応物酸化剤 + e
生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2O3三酸化二窒素1
酸化剤
e電子1
電子

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NO一酸化窒素1
還元生成物
NO2亜硝酸イオン1

熱力学的変化

標準状態における変化

三酸化二窒素の還元
N2O3液体 + e
NO気体 + NO2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−64.6
1 mol あたり
−64.6
電子
1 mol あたり
−64.6
1 mol あたり
−64.6
亜硝酸イオン
1 mol あたり
−64.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2O3 (l)50.29[1]
N2O3 (g)83.72[1]139.46[1]312.28[1]65.61[1]
e
* (l):液体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NO (g)90.25[1]86.55[1]210.761[1]29.844[1]
NO2 (ao)-104.6[1]-32.2[1]123.0[1]-97.5[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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