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N2O3 🔥→ N2 + O3

三酸化二窒素が分解すると,窒素オゾンが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

熱分解 (酸化還元反応)
熱分解性物質自己酸化還元剤
🔥
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2O3三酸化二窒素1
自己酸化還元剤
熱分解性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
N2窒素1
還元生成物
O3オゾン1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

三酸化二窒素の分解
ΔrG23.7 kJ/mol
K0.70 × 10−4
pK4.15
N2O3気体
🔥
N2気体 + O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
59.023.7118.262.72
1 mol あたり
59.023.7118.262.72
1 mol あたり
59.023.7118.262.72
1 mol あたり
59.023.7118.262.72

水溶液における変化 (1)

三酸化二窒素の分解
N2O3液体
🔥
N2気体 + O3気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
92.4
1 mol あたり
92.4
1 mol あたり
92.4
1 mol あたり
92.4

水溶液における変化 (2)

三酸化二窒素の分解
N2O3液体
🔥
N2気体 + O3水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
75.6
1 mol あたり
75.6
1 mol あたり
75.6
1 mol あたり
75.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2O3 (l)50.29[1]
N2O3 (g)83.72[1]139.46[1]312.28[1]65.61[1]
* (l):液体, (g):気体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
N2 (g)0[1]0[1]191.61[1]29.125[1]
O3 (g)142.7[1]163.2[1]238.93[1]39.20[1]
O3 (ao)125.9[1]174.1[1]146[1]
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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