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2NH4I + 2O2 → NH4NO2 + I2 + 2H2O

ヨウ化アンモニウム酸素が反応すると,亜硝酸アンモニウムヨウ素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NH4Iヨウ化アンモニウム2
還元剤
還元性
O2酸素2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NH4NO2亜硝酸アンモニウム1
酸化還元生成物
I2ヨウ素1
酸化生成物
H2O2
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化アンモニウム酸素の反応
2NH4I結晶性固体 + 2O2気体
NH4NO2結晶性固体 + I2結晶性固体 + 2H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−425.3
−212.7
1 mol あたり
−212.7
−425.3
1 mol あたり
−425.3
1 mol あたり
−212.7

水溶液における変化

ヨウ化アンモニウム酸素の反応
ΔrG−340.5 kJ/mol
K4.50 × 1059
pK−59.65
2NH4I水溶液 (解離状態) + 2O2水溶液 (非解離状態)
NH4NO2水溶液 (解離状態) + I2水溶液 (非解離状態) + 2H2O液体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−387.5−340.5−157.8
−193.8−170.3−78.90
1 mol あたり
−193.8−170.3−78.90
−387.5−340.5−157.8
1 mol あたり
−387.5−340.5−157.8
1 mol あたり
−193.8−170.3−78.90

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NH4I (cr)-201.42[1]-112.5[1]117[1]
NH4I (ai)-187.69[1]-130.88[1]224.7[1]-62.3[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NH4NO2 (cr)-256.5[1]
NH4NO2 (ai)-237.2[1]-111.6[1]236.4[1]-17.6[1]
I2 (cr)0[1]0[1]116.135[1]54.438[1]
I2 (g)62.438[1]19.327[1]260.69[1]36.90[1]
I2 (ao)22.6[1]16.40[1]137.2[1]
H2O (cr)
H2O (l)-285.830[1]-237.129[1]69.91[1]75.291[1]
H2O (g)-241.818[1]-228.572[1]188.825[1]33.577[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態), (l):液体

参考文献

参考文献一覧

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