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2Zn + O2 → 2ZnO

亜鉛酸素が反応すると,酸化亜鉛が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物
金属と非金属の反応
金属還元剤 + 非金属酸化剤
二元化合物酸化還元生成物

各原子の酸化数

亜鉛酸素の反応

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Zn亜鉛2
還元剤
還元性
金属
O2酸素1
酸化剤
酸化性
非金属

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
ZnO酸化亜鉛2
酸化還元生成物
二元化合物

熱力学的変化

標準状態における変化

亜鉛酸素の反応
ΔrG−636.60 kJ/mol
K3.37 × 10111
pK−111.53
2Zn結晶性固体 + O2気体
2ZnO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−696.56−636.60−201.120.34
1 mol あたり
−348.28−318.30−100.560.170
1 mol あたり
−696.56−636.60−201.120.340
1 mol あたり
−348.28−318.30−100.560.170

水溶液における変化

亜鉛酸素の反応
ΔrG−653.0 kJ/mol
K2.52 × 10114
pK−114.40
2Zn結晶性固体 + O2水溶液 (非解離状態)
2ZnO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−684.9−653.0−106.9
1 mol あたり
−342.4−326.5−53.45
1 mol あたり
−684.9−653.0−106.9
1 mol あたり
−342.4−326.5−53.45

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Zn (cr)0[1]0[1]41.63[1]25.40[1]
Zn (g)130.729[1]95.145[1]160.984[1]20.786[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
ZnO (cr)-348.28[1]-318.30[1]43.64[1]40.25[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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