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2NaNO2 + O2 → 2NaNO3

亜硝酸ナトリウム酸素が反応すると,硝酸ナトリウムが生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaNO2亜硝酸ナトリウム2
還元剤
被酸化性
O2酸素1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaNO3硝酸ナトリウム2
酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

亜硝酸ナトリウム酸素の反応
ΔrG−164.90 kJ/mol
K7.75 × 1028
pK−28.89
2NaNO2結晶性固体 + O2気体
2NaNO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−218.40−164.90−179.7
−109.20−82.450−89.85
1 mol あたり
−218.40−164.90−179.7
1 mol あたり
−109.20−82.450−89.85

水溶液における変化

亜硝酸ナトリウム酸素の反応
ΔrG−174.5 kJ/mol
K3.72 × 1030
pK−30.57
2NaNO2水溶液 (解離状態) + O2水溶液 (非解離状態)
2NaNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−193.7−174.5−64.1
−96.85−87.25−32.0
1 mol あたり
−193.7−174.5−64.1
1 mol あたり
−96.85−87.25−32.0

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaNO2 (cr)-358.65[1]-284.55[1]103.8[1]
NaNO2 (ai)-344.8[1]-294.1[1]182.0[1]-51.0[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaNO3 (cr)-467.85[1]-367.00[1]116.52[1]92.88[1]
NaNO3 (ai)-447.48[1]-373.15[1]205.4[1]-40.2[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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