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10Na + Mn(NO3)2 → 5Na2O + N2↑ + MnO

ナトリウム硝酸マンガン(II)が反応すると,酸化ナトリウム窒素酸化マンガン(II)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と酸化性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Naナトリウム10
還元剤
還元性
Mn(NO3)2硝酸マンガン(II)1
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Na2O酸化ナトリウム5
酸化生成物
N2窒素1
還元生成物
MnO酸化マンガン(II)1

熱力学的変化

標準状態における変化

ナトリウム硝酸マンガン(II)の反応
10Na結晶性固体 + Mn(NO3)2結晶性固体
5Na2O結晶性固体 + N2気体 + MnO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1880.06
1 mol あたり
−188.006
1 mol あたり
−1880.06
1 mol あたり
−376.012
1 mol あたり
−1880.06
1 mol あたり
−1880.06

水溶液における変化

ナトリウム硝酸マンガン(II)の反応
ΔrG−1789.3 kJ/mol
K2.96 × 10313
pK−313.47
10Na結晶性固体 + Mn(NO3)2水溶液 (解離状態)
5Na2O結晶性固体 + N2気体 + MnO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−1820.8−1789.3−103259
1 mol あたり
−182.08−178.93−10.325.9
1 mol あたり
−1820.8−1789.3−103259
1 mol あたり
−364.16−357.86−20.651.8
1 mol あたり
−1820.8−1789.3−103259
1 mol あたり
−1820.8−1789.3−103259

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Na (cr)0[1]0[1]51.21[1]28.24[1]
Na (g)107.32[1]76.761[1]153.712[1]20.786[1]
Mn(NO3)2 (cr)-576.26[1]
Mn(NO3)2 (ai)-635.5[1]-450.9[1]218[1]-121[1]
Mn(NO3)2 (vit)
6水和物
-2371.9[1]
Mn(NO3)2 (l)
6水和物
-2331.62[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態), (vit):ガラス状液体, (l):液体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Na2O (cr)-414.22[1]-375.46[1]75.06[1]69.12[1]
Na2O (g)-35.6[1]-52.3[1]261.2[1]55.2[1]
N2 (g)0[1]0[1]191.61[1]29.125[1]
MnO (cr)-385.22[1]-362.90[1]59.71[1]45.44[1]
MnO (g)124.22[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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