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3NaCl + 2Cd(NO3)2 🔥→ 3NaClO2 + 4NO↑ + 2CdO

塩化ナトリウム硝酸カドミウムが反応すると,亜塩素酸ナトリウム一酸化窒素酸化カドミウムが生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

難酸化性化学種と酸化性化学種の反応
難酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaCl塩化ナトリウム3
還元剤
難酸化性
Cd(NO3)2硝酸カドミウム2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NaClO2亜塩素酸ナトリウム3
酸化生成物
NO一酸化窒素4
還元生成物
CdO酸化カドミウム2

熱力学的変化

標準状態における変化

塩化ナトリウム硝酸カドミウムの反応
3NaCl結晶性固体 + 2Cd(NO3)2結晶性固体
🔥
3NaClO2結晶性固体 + 4NO気体 + 2CdO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1069.6
1 mol あたり
356.53
1 mol あたり
534.80
356.53
1 mol あたり
267.40
1 mol あたり
534.80

水溶液における変化

塩化ナトリウム硝酸カドミウムの反応
ΔrG934.9 kJ/mol
K0.16 × 10−163
pK163.79
3NaCl水溶液 (解離状態) + 2Cd(NO3)2水溶液 (解離状態)
🔥
3NaClO2水溶液 (解離状態) + 4NO気体 + 2CdO結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1127.6934.9647.3
1 mol あたり
375.87311.6215.8
1 mol あたり
563.80467.4323.6
375.87311.6215.8
1 mol あたり
281.90233.7161.8
1 mol あたり
563.80467.4323.6

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaCl (cr)-411.153[1]-384.138[1]72.13[1]50.50[1]
NaCl (g)-176.65[1]-196.66[1]229.81[1]35.77[1]
NaCl (ai)-407.27[1]-393.133[1]115.5[1]-90.0[1]
Cd(NO3)2 (cr)-456.31[1]
Cd(NO3)2 (ai)-490.62[1]-300.11[1]219.7[1]
Cd(NO3)2 (cr)
2水和物
-1055.62[1]
Cd(NO3)2 (cr)
4水和物
-1648.96[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NaClO2 (cr)-307.02[1]
NaClO2 (ai)-306.7[1]-244.7[1]160.2[1]
NaClO2 (cr)
3水和物
-1192.77[1]
NO (g)90.25[1]86.55[1]210.761[1]29.844[1]
CdO (cr)-258.2[1]-228.4[1]54.8[1]43.43[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体

参考文献

参考文献一覧

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