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NiS + Mg(OH)2 🔥→ MgS + Ni(OH)2

硫化ニッケル(II)水酸化マグネシウムが反応すると,硫化マグネシウム水酸化ニッケル(II)が生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

弱塩基の塩と強塩基の反応
弱塩基の塩ブレンステッド酸 + 強塩基ブレンステッド塩基
強塩基の塩共役酸 + 弱塩基共役塩基 + (H2O)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
NiS硫化ニッケル(II)1
ブレンステッド酸
弱塩基の塩
Mg(OH)2水酸化マグネシウム1
ブレンステッド塩基
強塩基

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
MgS硫化マグネシウム1
共役酸
強塩基の塩
Ni(OH)2水酸化ニッケル(II)1
共役塩基
弱塩基

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

硫化ニッケル(II)水酸化マグネシウムの反応
ΔrG124.0 kJ/mol
K0.19 × 10−21
pK21.72
NiS結晶性固体 + Mg(OH)2結晶性固体
🔥
MgS結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
130.8124.022
1 mol あたり
130.8124.022
130.8124.022
130.8124.022
130.8124.022

標準状態における変化 (2)

硫化ニッケル(II)水酸化マグネシウムの反応
NiS結晶性固体 + Mg(OH)2非晶質固体沈殿物
🔥
MgS結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
126.8
1 mol あたり
126.8
126.8
126.8
126.8

標準状態における変化 (3)

硫化ニッケル(II)水酸化マグネシウムの反応
NiS結晶性固体沈殿物 + Mg(OH)2結晶性固体
🔥
MgS結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
126.2
1 mol あたり
126.2
126.2
126.2
126.2

標準状態における変化 (4)

硫化ニッケル(II)水酸化マグネシウムの反応
NiS結晶性固体沈殿物 + Mg(OH)2非晶質固体沈殿物
🔥
MgS結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
122.2
1 mol あたり
122.2
122.2
122.2
122.2

水溶液における変化 (1)

硫化ニッケル(II)水酸化マグネシウムの反応
ΔrG124.0 kJ/mol
K0.19 × 10−21
pK21.72
NiS結晶性固体 + Mg(OH)2結晶性固体
🔥
MgS結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
130.8124.022
1 mol あたり
130.8124.022
130.8124.022
130.8124.022
130.8124.022

水溶液における変化 (2)

硫化ニッケル(II)水酸化マグネシウムの反応
NiS結晶性固体 + Mg(OH)2非晶質固体沈殿物
🔥
MgS結晶性固体 + Ni(OH)2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
126.8
1 mol あたり
126.8
126.8
126.8
126.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
NiS (cr)-82.0[1]-79.5[1]52.97[1]47.11[1]
NiS (cr)
沈殿物
-77.4[1]
Mg(OH)2 (cr)-924.54[1]-833.51[1]63.18[1]77.03[1]
Mg(OH)2 (am)
沈殿物
-920.5[1]
Mg(OH)2 (g)-561[1]
Mg(OH)2 (ai)-926.84[1]-769.4[1]-159.4[1]
* (cr):結晶性固体, (am):非晶質固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
MgS (cr)-346.0[1]-341.8[1]50.33[1]45.56[1]
Ni(OH)2 (cr)-529.7[1]-447.2[1]88[1]
Ni(OH)2 (ai)-513.8[1]-360.2[1]-150.2[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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