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MgI2 🔥⚡→ Mg + I2

ヨウ化マグネシウムの溶融塩を電気分解すると,マグネシウムヨウ素が生成します。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

溶融塩電解
自己酸化還元剤
🔥⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

ヨウ化マグネシウムの溶融塩電解

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
MgI2ヨウ化マグネシウム1
自己酸化還元剤

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mgマグネシウム1
還元生成物
I2ヨウ素1
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化マグネシウムの溶融塩電解
ΔrG358.2 kJ/mol
K0.18 × 10−62
pK62.75
MgI2結晶性固体
🔥⚡
Mg結晶性固体 + I2結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
364.0358.219.1
364.0358.219.1
1 mol あたり
364.0358.219.1
1 mol あたり
364.0358.219.1

水溶液における変化

ヨウ化マグネシウムの溶融塩電解
ΔrG574.5 kJ/mol
K0.22 × 10−100
pK100.65
MgI2水溶液 (解離状態)
🔥⚡
Mg結晶性固体 + I2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
599.8574.585.4
599.8574.585.4
1 mol あたり
599.8574.585.4
1 mol あたり
599.8574.585.4

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
MgI2 (cr)-364.0[1]-358.2[1]129.7[1]
MgI2 (g)-172[1]
MgI2 (ai)-577.22[1]-558.1[1]84.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg (cr)0[1]0[1]32.68[1]24.89[1]
Mg (g)147.70[1]113.10[1]148.650[1]20.786[1]
I2 (cr)0[1]0[1]116.135[1]54.438[1]
I2 (g)62.438[1]19.327[1]260.69[1]36.90[1]
I2 (ao)22.6[1]16.40[1]137.2[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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