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Mg(ClO4)2 💧⚡→ Mg + Cl2↑ + 4O2

過塩素酸マグネシウム水溶液を電気分解すると,マグネシウム塩素酸素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

水溶液の電気分解 (水≠反応物)
水と混和/水に易溶/水に可溶自己酸化還元剤
💧⚡
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

過塩素酸マグネシウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mg(ClO4)2過塩素酸マグネシウム1
自己酸化還元剤
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Mgマグネシウム1
還元生成物
Cl2塩素1
還元生成物
O2酸素4
酸化生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

過塩素酸マグネシウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
Mg(ClO4)2結晶性固体
💧⚡
Mg結晶性固体 + Cl2気体 + 4O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
568.90
568.90
1 mol あたり
568.90
1 mol あたり
568.90
1 mol あたり
142.22

水溶液における変化 (1)

過塩素酸マグネシウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG471.8 kJ/mol
K0.22 × 10−82
pK82.66
Mg(ClO4)2水溶液 (解離状態)
💧⚡
Mg結晶性固体 + Cl2気体 + 4O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
725.51471.8850.4
725.51471.8850.4
1 mol あたり
725.51471.8850.4
1 mol あたり
725.51471.8850.4
1 mol あたり
181.38118.0212.6

水溶液における変化 (2)

過塩素酸マグネシウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG537.4 kJ/mol
K0.71 × 10−94
pK94.15
Mg(ClO4)2水溶液 (解離状態)
💧⚡
Mg結晶性固体 + Cl2気体 + 4O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
678.7537.4473.4
678.7537.4473.4
1 mol あたり
678.7537.4473.4
1 mol あたり
678.7537.4473.4
1 mol あたり
169.7134.3118.3

水溶液における変化 (3)

過塩素酸マグネシウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG478.7 kJ/mol
K0.14 × 10−83
pK83.86
Mg(ClO4)2水溶液 (解離状態)
💧⚡
Mg結晶性固体 + Cl2水溶液 (非解離状態) + 4O2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
702.1478.7748
702.1478.7748
1 mol あたり
702.1478.7748
1 mol あたり
702.1478.7748
1 mol あたり
175.5119.7187

水溶液における変化 (4)

過塩素酸マグネシウム水溶液の電気分解 (水≠反応物)
ΔrG544.3 kJ/mol
K0.44 × 10−95
pK95.36
Mg(ClO4)2水溶液 (解離状態)
💧⚡
Mg結晶性固体 + Cl2水溶液 (非解離状態) + 4O2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
655.3544.3371
655.3544.3371
1 mol あたり
655.3544.3371
1 mol あたり
655.3544.3371
1 mol あたり
163.8136.192.8

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg(ClO4)2 (cr)-568.90[1]
Mg(ClO4)2 (ai)-725.51[1]-471.8[1]225.9[1]
Mg(ClO4)2 (cr)
2水和物
-1218.8[1]
Mg(ClO4)2 (cr)
4水和物
-1837.2[1]
Mg(ClO4)2 (cr)
6水和物
-2445.5[1]-1862.7[1]520.9[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Mg (cr)0[1]0[1]32.68[1]24.89[1]
Mg (g)147.70[1]113.10[1]148.650[1]20.786[1]
Cl2 (g)0[1]0[1]223.066[1]33.907[1]
Cl2 (ao)-23.4[1]6.94[1]121[1]
O2 (g)0[1]0[1]205.138[1]29.355[1]
O2 (ao)-11.7[1]16.4[1]110.9[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

  1. 1