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BaI2 + (NH4)2CrO4 💧→ BaCrO4↓ + 2NH4I

ヨウ化バリウムクロム酸アンモニウムが反応すると,クロム酸バリウムヨウ化アンモニウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaI2ヨウ化バリウム1
ルイス酸
水に易溶
(NH4)2CrO4クロム酸アンモニウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaCrO4クロム酸バリウム1
ルイス共役体
水に不溶
NH4Iヨウ化アンモニウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

ヨウ化バリウムクロム酸アンモニウムの反応
BaI2結晶性固体 + (NH4)2CrO4結晶性固体
💧
BaCrO4結晶性固体 + 2NH4I結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−79.4
1 mol あたり
−79.4
−79.4
−79.4
−39.7

水溶液における変化

ヨウ化バリウムクロム酸アンモニウムの反応
ΔrG−56.70 kJ/mol
K8.58 × 109
pK−9.93
BaI2水溶液 (解離状態) + (NH4)2CrO4水溶液 (解離状態)
💧
BaCrO4結晶性固体 + 2NH4I水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−27.2−56.7098.8
1 mol あたり
−27.2−56.7098.8
−27.2−56.7098.8
−27.2−56.7098.8
−13.6−28.3549.4

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaI2 (cr)-602.1[1]
BaI2 (g)-326[1]-377[1]343[1]61.5[1]
BaI2 (ai)-648.02[1]-663.92[1]232.2[1]
BaI2 (cr)
1水和物
-919.2[1]
BaI2 (cr)
2水和物
-1216.7[1]
BaI2 (cr)
2.5水和物
-1363.6[1]
BaI2 (cr)
7水和物
-2676.5[1]
(NH4)2CrO4 (cr)-1167.3[1]
(NH4)2CrO4 (ai)-1146.16[1]-886.36[1]277.0[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaCrO4 (cr)-1446.0[1]-1345.22[1]158.6[1]
NH4I (cr)-201.42[1]-112.5[1]117[1]
NH4I (ai)-187.69[1]-130.88[1]224.7[1]-62.3[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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