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Ba(NO3)2 + Na2SO3 💧→ BaSO3↓ + 2NaNO3

硝酸バリウム亜硫酸ナトリウムが反応すると,亜硫酸バリウム硝酸ナトリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ba(NO3)2硝酸バリウム1
ルイス酸
水に可溶
Na2SO3亜硫酸ナトリウム1
ルイス塩基
水に易溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
BaSO3亜硫酸バリウム1
ルイス共役体
水に難溶
NaNO3硝酸ナトリウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硝酸バリウム亜硫酸ナトリウムの反応
Ba(NO3)2結晶性固体 + Na2SO3結晶性固体
💧
BaSO3結晶性固体 + 2NaNO3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−22.3
1 mol あたり
−22.3
−22.3
1 mol あたり
−22.3
1 mol あたり
−11.2

水溶液における変化

硝酸バリウム亜硫酸ナトリウムの反応
Ba(NO3)2水溶液 (解離状態) + Na2SO3水溶液 (解離状態)
💧
BaSO3結晶性固体 + 2NaNO3水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
−6.2
1 mol あたり
−6.2
−6.2
1 mol あたり
−6.2
1 mol あたり
−3.1

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ba(NO3)2 (cr)-992.07[1]-796.59[1]213.8[1]151.38[1]
Ba(NO3)2 (ai)-952.36[1]-783.28[1]302.5[1]
Na2SO3 (cr)-1100.8[1]-1012.5[1]145.94[1]120.25[1]
Na2SO3 (ai)-1115.87[1]-1010.39[1]87.9[1]
Na2SO3 (cr)
7水和物
-3162.3[1]-2676.1[1]444[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
BaSO3 (cr)-1179.5[1]
NaNO3 (cr)-467.85[1]-367.00[1]116.52[1]92.88[1]
NaNO3 (ai)-447.48[1]-373.15[1]205.4[1]-40.2[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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