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Ca(ClO4)2 + K2SiO3 💧→ CaSiO3↓ + 2KClO4

過塩素酸カルシウムメタケイ酸カリウムが反応すると,メタケイ酸カルシウム過塩素酸カリウムが生成します。この反応は酸塩基反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

沈殿反応
水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス酸 + 水と混和/水に易溶/水に可溶ルイス塩基
💧
水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + 生成物(非酸化還元生成物)

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Ca(ClO4)2過塩素酸カルシウム1
ルイス酸
水に易溶
K2SiO3メタケイ酸カリウム1
ルイス塩基
水に可溶

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaSiO3メタケイ酸カルシウム1
ルイス共役体
水に不溶
KClO4過塩素酸カリウム2
非酸化還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

過塩素酸カルシウムメタケイ酸カリウムの反応
Ca(ClO4)2結晶性固体 + K2SiO3結晶性固体
💧
CaSiO3結晶性固体珪灰石 + 2KClO4結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり

標準状態における変化 (2)

過塩素酸カルシウムメタケイ酸カリウムの反応
Ca(ClO4)2結晶性固体 + K2SiO3結晶性固体
💧
CaSiO3結晶性固体偽珪灰石 + 2KClO4結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり

水溶液における変化

過塩素酸カルシウムメタケイ酸カリウムの反応
Ca(ClO4)2水溶液 (解離状態) + K2SiO3結晶性固体
💧
CaSiO3結晶性固体珪灰石 + 2KClO4水溶液 (解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
194.0
194.0
194.0
194.0
97.00

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Ca(ClO4)2 (cr)-736.76[1]
Ca(ClO4)2 (ai)-801.49[1]-570.62[1]310.9[1]
Ca(ClO4)2 (cr)
4水和物
-1948.9[1]-1476.47[1]433.5[1]
K2SiO3 (cr)146.0[1]118.4[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaSiO3 (cr)
珪灰石
-1634.94[1]-1549.66[1]81.92[1]85.27[1]
CaSiO3 (cr)
偽珪灰石
-1628.4[1]-1544.7[1]87.36[1]86.48[1]
CaSiO3 (vit)-1601.01[1]
KClO4 (cr)-432.75[1]-303.09[1]151.0[1]112.38[1]
KClO4 (ai)-381.71[1]-291.79[1]284.5[1]
* (cr):結晶性固体, (vit):ガラス状液体, (ai):水溶液 (解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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