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CaS + 6MnO2 → CaSO3 + 3Mn2O3

硫化カルシウム酸化マンガン(IV)が反応すると,亜硫酸カルシウム酸化マンガン(III)が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

還元性化学種と被還元性化学種の反応
還元性化学種還元剤 + 被還元性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaS硫化カルシウム1
還元剤
還元性
MnO2酸化マンガン(IV)6
酸化剤
被還元性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
CaSO3亜硫酸カルシウム1
酸化生成物
Mn2O3酸化マンガン(III)3
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化 (1)

硫化カルシウム酸化マンガン(IV)の反応
CaS結晶性固体 + 6MnO2結晶性固体
CaSO3結晶性固体 + 3Mn2O3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
58.142.42
1 mol あたり
58.142.42
1 mol あたり
9.687.070
58.142.42
19.414.14

標準状態における変化 (2)

硫化カルシウム酸化マンガン(IV)の反応
CaS結晶性固体 + 6MnO2非晶質固体沈殿物
CaSO3結晶性固体 + 3Mn2O3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
1 mol あたり
1 mol あたり

水溶液における変化

硫化カルシウム酸化マンガン(IV)の反応
CaS結晶性固体 + 6MnO2結晶性固体
CaSO3結晶性固体 + 3Mn2O3結晶性固体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
58.142.42
1 mol あたり
58.142.42
1 mol あたり
9.687.070
58.142.42
19.414.14

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaS (cr)-482.4[1]-477.4[1]56.5[1]47.40[1]
CaS (g)
MnO2 (cr)-520.03[1]-465.14[1]53.05[1]54.14[1]
MnO2 (am)
沈殿物
-502.5[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (am):非晶質固体

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
CaSO3 (cr)101.38[1]91.71[1]
CaSO3 (cr)
0.5水和物
-1311.7[1]-1199.23[1]121.3[1]
Mn2O3 (cr)-959.0[1]-881.1[1]110.5[1]107.65[1]
* (cr):結晶性固体

参考文献

参考文献一覧

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