CuCl+ + [Cu(OH)3]− → Cu2Cl(OH)3↓
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- 塩化銅(II)イオンとトリヒドロキシド銅(II)酸イオンの反応
- CuCl+塩化銅(II)イオン + [Cu(OH)3]−トリヒドロキシド銅(II)酸イオンCu2Cl(OH)3↓塩化三水酸化二銅(II)⟶
塩化銅(II)イオンとトリヒドロキシド銅(II)酸イオンが反応すると，塩化三水酸化二銅(II)が生成します。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- 塩化銅(II)イオンとトリヒドロキシド銅(II)酸イオンの反応
- CuCl+塩化銅(II)イオン + [Cu(OH)3]−トリヒドロキシド銅(II)酸イオンCu2Cl(OH)3↓塩化三水酸化二銅(II)⟶
一般反応式
- 陽イオンと陰イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 生成物ルイス共役体 + (H2O)
- 陽イオンと陰イオンの沈殿反応
- 陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 水に不溶/水に難溶/水に微溶ルイス共役体 + (H2O)
各原子の酸化数
- 塩化銅(II)イオンとトリヒドロキシド銅(II)酸イオンの反応
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| CuCl+ | 塩化銅(II)イオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン |
| [Cu(OH)3]− | トリヒドロキシド銅(II)酸イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Cu2Cl(OH)3 | 塩化三水酸化二銅(II) | 1 | ルイス共役体 | – 水に難溶 |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| CuCl+ (ao) | – | -68.2[1] | – | – |
| [Cu(OH)3]− | – | – | – | – |
* (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Cu2Cl(OH)3 | – | – | – | – |
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)