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Cu + 2NH4NO3 🔥→ Cu(NO3)2 + 2NH3↑ + H2

硝酸アンモニウムが反応すると,硝酸銅(II)アンモニア水素が生成します(その他の反応はこちら)。この反応は酸化還元反応で,

に分類されます。

目次
  1. 1化学反応情報
  2. 2熱力学的変化
  3. 3参考文献
  4. 4関連化学反応
  5. 5関連カテゴリ

化学反応情報

化学反応式

一般反応式

被酸化性化学種と酸化性化学種の反応
被酸化性化学種還元剤 + 酸化性化学種酸化剤
生成物酸化生成物 + 生成物還元生成物

各原子の酸化数

反応物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu1
還元剤
被酸化性
NH4NO3硝酸アンモニウム2
酸化剤
酸化性

生成物

化学式名称係数分類一般反応式に
おける分類
Cu(NO3)2硝酸銅(II)1
酸化生成物
NH3アンモニア2
H2水素1
還元生成物

熱力学的変化

標準状態における変化

硝酸アンモニウムの反応
Cu結晶性固体 + 2NH4NO3結晶性固体
🔥
Cu(NO3)2結晶性固体 + 2NH3気体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
336.0
1 mol あたり
336.0
168.0
1 mol あたり
336.0
1 mol あたり
168.0
1 mol あたり
336.0

水溶液における変化 (1)

硝酸アンモニウムの反応
ΔrG191.20 kJ/mol
K0.32 × 10−33
pK33.50
Cu結晶性固体 + 2NH4NO3水溶液 (解離状態)
🔥
Cu(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2NH3気体 + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
237.57191.20156.1
1 mol あたり
237.57191.20156.1
118.7895.60078.05
1 mol あたり
237.57191.20156.1
1 mol あたり
118.7895.60078.05
1 mol あたり
237.57191.20156.1

水溶液における変化 (2)

硝酸アンモニウムの反応
ΔrG208.8 kJ/mol
K0.26 × 10−36
pK36.58
Cu結晶性固体 + 2NH4NO3水溶液 (解離状態)
🔥
Cu(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2NH3気体 + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
233.4208.8602
1 mol あたり
233.4208.8602
116.7104.4301
1 mol あたり
233.4208.8602
1 mol あたり
116.7104.4301
1 mol あたり
233.4208.8602

水溶液における変化 (3)

硝酸アンモニウムの反応
ΔrG171.10 kJ/mol
K0.11 × 10−29
pK29.98
Cu結晶性固体 + 2NH4NO3水溶液 (解離状態)
🔥
Cu(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2NH3水溶液 (非解離状態) + H2気体
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
169.21171.10−6.2
1 mol あたり
169.21171.10−6.2
84.60585.550−3.1
1 mol あたり
169.21171.10−6.2
1 mol あたり
84.60585.550−3.1
1 mol あたり
169.21171.10−6.2

水溶液における変化 (4)

硝酸アンモニウムの反応
ΔrG188.7 kJ/mol
K0.87 × 10−33
pK33.06
Cu結晶性固体 + 2NH4NO3水溶液 (解離状態)
🔥
Cu(NO3)2水溶液 (解離状態) + 2NH3水溶液 (非解離状態) + H2水溶液 (非解離状態)
標準反応
エンタルピー
ΔrH°
kJ · mol−1
標準反応
ギブス
エネルギー
ΔrG°
kJ · mol−1
標準反応
エントロピー
ΔrS°
J · K−1 · mol−1
標準反応
定圧熱容量
ΔrCp°
J · K−1 · mol−1
反応式
1 mol あたり
165.0188.7440
1 mol あたり
165.0188.7440
82.5094.35220
1 mol あたり
165.0188.7440
1 mol あたり
82.5094.35220
1 mol あたり
165.0188.7440

反応物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu (cr)0[1]0[1]33.150[1]24.435[1]
Cu (g)338.32[1]298.58[1]166.38[1]20.786[1]
NH4NO3 (cr)-365.56[1]-183.87[1]151.08[1]139.3[1]
NH4NO3 (ai)-339.87[1]-190.56[1]259.8[1]-6.7[1]
* (cr):結晶性固体, (g):気体, (ai):水溶液 (解離状態)

生成物の熱力学データ

化学式標準生成
エンタルピー
ΔfH°
kJ · mol−1
標準生成
ギブス
エネルギー
ΔfG°
kJ · mol−1
標準モル
エントロピー
S°
J · K−1 · mol−1
標準モル
定圧熱容量
Cp°
J · K−1 · mol−1
Cu(NO3)2 (cr)-302.9[1]
Cu(NO3)2 (ai)-349.95[1]-157.02[1]193.3[1]
Cu(NO3)2 (cr)
3水和物
-1217.1[1]
Cu(NO3)2 (cr)
6水和物
-2110.8[1]
NH3 (g)-46.11[1]-16.45[1]192.45[1]35.06[1]
NH3 (ao)-80.29[1]-26.50[1]111.3[1]
H2 (g)0[1]0[1]130.684[1]28.824[1]
H2 (ao)-4.2[1]17.6[1]577[1]
* (cr):結晶性固体, (ai):水溶液 (解離状態), (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)

参考文献

参考文献一覧

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