H+ + HSiO43− → H2SiO42−
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- 水素イオンとケイ酸水素イオンの反応
- H+水素イオン + HSiO43−ケイ酸水素イオンH2SiO42−ケイ酸二水素イオン⟶
水素イオンとケイ酸水素イオンが反応すると，ケイ酸二水素イオンが生成します（その他の反応はこちら）。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- 水素イオンとケイ酸水素イオンの反応
- H+水素イオン + HSiO43−ケイ酸水素イオンH2SiO42−ケイ酸二水素イオン⟶
一般反応式
- 陽イオンと陰イオンの反応
- 陽イオンルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 生成物ルイス共役体 + (H2O)
- 水素イオンと陰イオンの反応
- H+ルイス酸 + 陰イオンルイス塩基 ⟶ 酸/酸性塩イオンルイス共役体 + (H2O)
各原子の酸化数
- 水素イオンとケイ酸水素イオンの反応
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| H+ | 水素イオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン 水素イオン |
| HSiO43− | ケイ酸水素イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| H2SiO42− | ケイ酸二水素イオン | 1 | ルイス共役体 | – 酸性塩イオン |
熱力学的変化
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| H+ (g) | 1536.202[1] | – | – | – |
| H+ (ao) | 0[1] | 0[1] | 0[1] | 0[1] |
| HSiO43− | – | – | – | – |
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| H2SiO42− (ao) | -1390.406[2] | -1176.893[2] | -26.32[2] | – |
* (ao):水溶液 (非解離状態)
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)
- 2Colin Stuart Walker, 安楽 総太郎, 小田 治恵, 三ツ井 誠一郎, 三原 守弘Thermodynamic properties of SiO2(aq), HSiO3– and SiO3-2国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構