MgSiO3 → Mg2+ + SiO32−
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- メタケイ酸マグネシウムの電離
メタケイ酸マグネシウムが電離すると，マグネシウムイオンとメタケイ酸イオンが生成します。この反応は酸塩基反応で，
に分類されます。目次
化学反応情報
化学反応式
- メタケイ酸マグネシウムの電離
一般反応式
各原子の酸化数
- メタケイ酸マグネシウムの電離
反応物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| MgSiO3 | メタケイ酸マグネシウム | 1 | ルイス共役体 | 塩 |
生成物
| 化学式 | 名称 | 係数 | 分類 | 一般反応式に おける分類 |
|---|---|---|---|---|
| Mg2+ | マグネシウムイオン | 1 | ルイス酸 | 陽イオン |
| SiO32− | メタケイ酸イオン | 1 | ルイス塩基 | 陰イオン |
熱力学的変化
標準状態における変化
- メタケイ酸マグネシウムの電離◆
ΔrG 67.5 kJ/mol K 0.15 × 10−11 pK 11.83
| 標準反応 エンタルピー ΔrH° kJ · mol−1 | 標準反応 ギブス エネルギー ΔrG° kJ · mol−1 | 標準反応 エントロピー ΔrS° J · K−1 · mol−1 | 標準反応 定圧熱容量 ΔrCp° J · K−1 · mol−1 | |
|---|---|---|---|---|
反応式 1 mol あたり | −22.43 | 67.5 | −302.1 | – |
1 mol あたり | −22.43 | 67.5 | −302.1 | – |
マグネシウムイオン 1 mol あたり | −22.43 | 67.5 | −302.1 | – |
メタケイ酸イオン 1 mol あたり | −22.43 | 67.5 | −302.1 | – |
反応物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| MgSiO3 (cr) | -1549.00[1] | -1462.09[1] | 67.74[1] | 81.38[1] |
* (cr):結晶性固体
生成物の熱力学データ
| 化学式 | 標準生成 エンタルピー ΔfH° kJ · mol−1 | 標準生成 ギブス エネルギー ΔfG° kJ · mol−1 | 標準モル エントロピー S° J · K−1 · mol−1 | 標準モル 定圧熱容量 Cp° J · K−1 · mol−1 |
|---|---|---|---|---|
| Mg2+ (g) | 2348.504[1] | – | – | – |
| Mg2+ (ao) | -466.85[1] | -454.8[1] | -138.1[1] | – |
| SiO32− (ao) | -1104.576[2] | -939.764[2] | -96.232[2] | – |
* (g):気体, (ao):水溶液 (非解離状態)
参考文献
参考文献一覧
- 1Janiel J. Reed (1989)The NBS Tables of Chemical Thermodynamic Properties: Selected Values for Inorganic and C1 and C2 Organic Substances in SI UnitsNational Institute of Standards and Technology (NIST)
- 2Colin Stuart Walker, 安楽 総太郎, 小田 治恵, 三ツ井 誠一郎, 三原 守弘Thermodynamic properties of SiO2(aq), HSiO3– and SiO3-2国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構